内科・糖尿病内科
日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医と看護師が
患者さまの生活習慣をサポート
糖尿病診療では、合併症を引き起こさないための心がけも大切です。当クリニックは糖尿病専門医が診察を担当しており、看護師、管理栄養士と力を合わせて、病気の治療のみならず食事を含めた生活習慣の改善などの指導をおこなっております。
患者さまごとに必要な治療は異なりますので、一人ひとりに合わせた治療方法をご提案してまいります。患者さまご自身が病気を理解し、納得した上で治療を進めることが大切だと考えています。
そのため、検査結果を一緒に確認しながら説明し、治療の方針を決めていきます。
内科
内科の診療について
当院では、糖尿病に限らず、日常的によく見られる内科疾患にも幅広く対応しております。
- 高血圧や高脂血症（脂質異常症）、高尿酸血症（痛風）など、生活習慣に起因する疾患の管理・治療にも力を入れており、これらの 生活習慣病 に対しては、定期的な血液検査や健康診断の結果をもとに、病状に応じた生活指導や薬物療法を行い、合併症の予防に努めています。
- 気管支喘息やCOPDなどの呼吸器系の疾患、花粉症などのアレルギー疾患、逆流性食道炎などの消化器系の疾患についても診察・治療を行っており、内服薬や点鼻薬などを適切にご提案いたします。
- いびきや日中の強い眠気、熟睡感がないといった症状がある方には、睡眠時無呼吸症候群（SAS） の可能性を考慮し、検査をおすすめしています。
当院では、SASの診断だけでなく、CPAP（持続陽圧呼吸療法）による治療にも対応しており、専門医と連携した安心の治療体制を整えています。
風邪や胃腸炎などの急性疾患から慢性疾患まで、地域のかかりつけ医として幅広く対応しておりますので、お身体のことで気になることがあれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。
糖尿病内科
糖尿病を疑う症状や健康診断結果を
受けての来院のきっかけ
糖尿病は自覚症状が出にくい疾患です。気づかないうちに進行し、合併症のリスクが高まることもあります。
次のような症状や健診結果があった方は、お早めにご相談ください。
【症状チェックリスト】
こんな症状はありませんか？
- のどが渇きやすく、水分をたくさん摂ってしまう
- トイレの回数が増えた
- 食べても体重が減る
- 疲れやすく、だるさが続く
- 手足のしびれや傷が治りにくい
- 目がかすむことがある
⬆ 一つでも当てはまる方は、糖尿病の可能性があります。
【健診結果を受けてのご相談も増えています】
健康診断や人間ドックの結果で以下のような項目を指摘された方も、
早めの受診をおすすめします。
- 空腹時血糖値が高め（100mg/dL以上）
- HbA1c（ヘモグロビンA1c）が高め（5.6%以上）
- 尿に糖が出ている
- 血圧や中性脂肪、コレステロール値が高め
- 医師から「糖尿病予備群」と言われた
健診結果に不安がある方も、お気軽にご相談ください。
検査内容
- 血液検査
- 尿検査
- 75gOGTT検査
糖尿病は、血液検査、尿検査、75gOGTT（75g経口糖負荷試験）などをおこなって診断いたします。
75gOGTTというのは、ブドウ糖を含んだ液体を飲んでいただき、
その後、採血により血糖値の変化を調べる検査のことです。
検査結果につきましては、検査後1週間ほどでお伝えし、それから患者さまの状況に合わせて治療を開始します。会社などの健診で要再検査のご案内を受けた方や、糖尿病の治療を中断しているが再開したいという方、他院さまからのご紹介で当クリニックにいらした方など、患者さまの状況に合わせて柔軟に対応いたします。
糖尿病の治療について
糖尿病は、生活習慣の見直しと医学的アプローチの両面からの継続的な管理が重要です。
当院では、患者様お一人おひとりの病状やライフスタイルに応じた、きめ細やかな治療を行っております。
食事療法-
糖尿病治療の基本となるのが食事療法です。管理栄養士と連携し、患者様の生活スタイルや嗜好に合わせた現実的かつ継続しやすい食事指導を行います。
運動療法-
適度な運動は血糖コントロールの改善やインスリン感受性の向上に役立ちます。患者様の年齢や体力に応じて、安全で無理のない運動内容をご提案いたします。
薬物療法-
経口薬やインスリンなどを用いた薬物療法で、血糖をコントロールします。患者様の状態に応じて、最適な薬剤を選択し、副作用にも注意を払いながら治療を進めていきます。
CGM（持続血糖測定）によるきめ細やかな血糖管理
当院では、持続血糖測定（CGM：Continuous Glucose Monitoring）にも対応しています。
CGMはセンサーを用いて24時間の血糖変動をモニタリングできるため、
従来の単回血糖測定では捉えきれなかった食後の血糖値の急上昇や低血糖などの評価が可能です。
これにより、より詳細な血糖パターンの把握が可能となり、治療の質の向上が期待できます。
※インスリン治療をされている方のみ保険適用となります。
糖尿病には長い付き合いになる方が多いためこそ、患者様の不安や悩みに寄り添いながら、安心して治療を続けていただける体制を整えています。お気軽にご相談ください。
合併症
糖尿病の本当の怖さは、血糖値が高いことそのものではなく、それが原因となって全身に起こる「合併症」です。
早期の対処によって、重い合併症を防ぐことができます。
【糖尿病の三大合併症】
糖尿病が進行すると、次のような「三大合併症」が起こる可能性があります。
- ①糖尿病網膜症（目） 視力が低下し、最悪の場合は失明に至ることもあります。
- ②糖尿病腎症（腎臓） 腎臓の機能が低下し、人工透析が必要になるケースもあります。
- ③糖尿病神経障害（神経） 手足のしびれや感覚の低下、痛み、または自律神経の異常（立ちくらみ・便秘・下痢など）を引き起こします。
◆その他の合併症
糖尿病は、動脈硬化を進行させ、以下のような疾患にもつながります。
脳梗塞・心筋梗塞（虚血性心疾患の重症化）／閉塞性動脈硬化症／足の壊疽（えそ）や壊死による切断／歯周病の悪化／感染症にかかりやすくなる など
これらの合併症は、適切な治療と生活習慣の見直しによって予防が可能です。
「まだ症状は出ていないから大丈夫」と思っている方も、まずはお気軽にご相談ください。当院では、合併症を防ぐための早期診断・継続的なサポート体制を整えています。
とまとクリニックでできる
糖尿病の合併症・依存症に関する検査
- 一般採血
- 尿検査
- 心電図
- レントゲン
- ホルター心電図（24時間心電図）
- 超音波検査(月１回・予約制)
- 簡易ポリソノグラフィー
（睡眠時無呼吸症候群の検査） - 体組成計（脂肪や筋肉の量や分布など）
- ABI（動脈硬化）
- 骨密度検査
- 胃カメラ
※とまとクリニックでできない検査に関しましては、当院から連携医療機関に直接予約を取ることが可能です。
曜日別 担当医師のスケジュール
※医師の名前の箇所をクリックするとプロフィールが見れます。
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 9:00〜12:00 (受付終了 11:45) |
宮村 | 高木 | 阪本 | 住谷 阪本（第2.4） |
阪本 | 阪本 |
| 16:00〜19:00 (受付終了 18:45) |
宮村 | 高木 | 阪本 | ✕ | 阪本 | ✕ |
【医師紹介/担当科目】
- 阪本医師（内科・糖尿病内分泌内科）：糖尿病専門医、総合内科専門医、内分泌代謝専門医
- 松浦医師（内科・消化器内科）：消化器病専門医、肝臓専門医、総合内科専門医 (※留学により一時休職中)
- 住谷医師（内科・糖尿病内分泌内科）：総合内科専門医、糖尿病専門医、内分泌代謝専門医、各同指導医等
- 宮村医師（内科・糖尿病内分泌内科）：糖尿病専門医・指導医、内分泌代謝・糖尿病領域暫定指導医
- 髙木医師（内科・消化器内科）
※週によって担当医が変更となる場合がありますので、詳細は診療カレンダー（随時更新）をご確認ください。
［休診日］ 木曜/土曜午後/ 日曜/祝祭日
当院提携病院
- 大阪公立大学医学部附属病院
- 大阪府立急性期総合医療センター
- 大阪けいさつ病院
- 大阪社会医療センター 付属病院
- 独立地方行政法人 大阪国際がんセンター
- 医療法人 相愛会 相原第二病院 など
検査結果は1週間程度でお伝えできます。
治療の再開などにも柔軟に対応可能です。